
2か所目。仙台。旅日&リハーサル日。早朝から移動して既に現地で動いている専属クルー陣、単独移動の自車組(成田・ダイスケ・オカジ)を追いかけて、新幹線組も移動開始。歌うまでに9時間以上あるので、1本だけ。

仙台公演に向けての移動の車中では、必ず食べると決めている。東北復興弁当。

今なお大変な思いをしている東北六県を応援したいという事も勿論だが、お弁当としてとても美味しい。

東北新幹線ではまだ車内販売が継続されているのが嬉しい。スジャータのアイスクリームとホットコーヒーの組み合わせは至高。宇宙一硬いアイスに熱いコーヒーを少しづつかけて、アフォガートにして溶かしながら食べる。とても美味しい。

仙台に来たら土産として必ず購入するのが柏屋の檸檬(れも)。厳密には仙台のものではなく、お隣福島の名産品。僕の親父の故郷である福島県郡山市には、老舗菓子店が二つある。「ままどおる」で有名な三万石と、「薄皮饅頭」で知られる柏屋。僕の家族がこの檸檬が大好きなので、必ずこれを買って帰る。

昼過ぎに宿について、巣作りと買い出しをして、少し休憩。夜、会場入り。

巨大なフェスなのでスタッフさんの人数は数百人にのぼる。だから誰にも紹介されないし、自己紹介してくる人もいない。それはそうだろう。そんな事を演者にいちいちしていたら時間がいくらあっても足りない。10名ほどいる僕らの専属クルーを除き、主催サイドに所属している(もしくは雇われている)方々や関連会社の方々とは、毎年各会場で会い顔は覚えているのに所属も名前も分からない。
仕方のない事だし、そういうものなのだが。僕はできる限り、あまり忙しくなさそうな時間を見計らってこちらから挨拶しにいって、名前をうかがって、少しづつコミュニケーションを取るようにしている。全てのセクションという訳にはいかないが、直接的に関わるメイククルー、映像関連クルー、アテンドしてくれるスタッフの方々には毎回差し入れを持って行く。とても驚かれるが、僕は自分がやりたいからやっている。モノで釣ろうという魂胆ではない。感謝の気持ちを伝えたいだけだ。
イベントも、プロジェクトも、すべて「人」なのだ。

先日観に行ってとても感動したGIPSY KINGS featuring NICOLAS REYESのジャパン・ツアーTee。ボトムはDIESEL Made In Italy。足元はNIKE DUNK LOW RETRO “Gorge Green”。
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GIPSY KINGS featuring NICOLAS REYES at 昭和女子大学 人見記念講堂
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リハーサルは滞りなく終了。ヴォーカル・チームは先にホテルに帰還。楽器陣と一緒に部屋飲みしたい気持ちはあるが、コンディション調整が優先。2日目が終わるまで、僕は(皆とは)飲まない。部屋でひとり静かに缶ビールを2本だけ飲んで、あとは体を休める。心身ともに万全だ。
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