
大好きなGIPSY KINGSの7年ぶりとなるジャパン・ツアー初日を観てきた。現在のGIPSY KINGSの正式メンバーは、オリジナル・メンバーでもあるリード・ヴォーカルのニコラ・レイエスと、ギターのトニーノ・バリアルドの二人。前回(2017年)のジャパン・ツアー時は二人揃って来日した。
ここ数年、二人は一緒にツアーするのではなく、「GIPSY KINGS featuring Nicolas Reyes」、「GIPSY KINGS featuring Tonino Baliardo」として別のバンドを率いて、それぞれのバージョンで活動している様子。と、書くと、メタルバンドによくある分裂騒動(RATT、L.A.GUNS、ALCATRAZZ、QUEENSRŸCHE・・・)のようだが、どうやらそうではない。公式Xアカウントが双方のスケジュールを掲載しているところを見ると、反目しているわけでもないのかな。さらには既にバンドを去ったアンドレ・レイエスを看板とするヴァージョンのGIPSY KINGSも存在すると思われる。まぁ、この方々はそもそもロマの一家であり、身内の商売に寛容なのかもしれない。
今回来日したのは「GIPSY KINGS featuring Nicolas Reyes」。

専門学校での講義を終えて三軒茶屋に移動。会場まで余裕があるので鳥貴族で生ビールを2杯。

昭和女子大学に到着。

名ホール。人見記念講堂。

最近、スタジアム・コンサートの入場列とマーチャンダイズ購入列にいい加減辟易しきっていたので、あまりのスムーズさに感動すら覚えた。入場も待たない、購入も待たない。本来こういう事なんだよな。ホール・コンサートはいいなぁ。

ジャパン・ツアーTeeを購入。

スマホ撮影はOK(プロフェッショナルカメラやタブレット類での撮影は不可)。ニコラ・レイエスは65歳ということだけれども「あの声」は健在。一切衰えておらず、とんでもない声量と熱量。ツアーメンバーに関する情報は僕が調べた限り見つからなかった。恐らく若いであろう、リードギターが超絶バカテクでヤバ過ぎた・・・。オーディエンスも熱かった。平均年齢は60歳を超えていた。若者の姿はほとんど見えず。けれどもバンドに対する反応は抜群によく、後半は総立ち。踊りまくり。
黄金時代のヒット曲満載のセットリスト。聴きたい曲は全部聴けた。楽曲と歌と演奏のあまりの素晴らしさに胸が震える。いつの間にか涙が溢れ、笑いながら泣きっぱなし。心から感動した。素晴らしいインプットをいただいた。僕も自分の居場所で頑張るぞ。
SONY MUSIC JAPAN – ジプシーキングス来日公演2024 – 公式セットリスト
https://sonymusicjapan.lnk.to/GipsyKingsJPTour2024TA
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