
ポルト・カンパニャン駅

事前に旅行会社から列車用のバウチャーを受け取ってはいたのだが、すべてポルトガル語で記載されている。英語の表記も無い。流石に時間は判るが、行先、便名、号車、席番号、一体どれが何だか全く分からない。とりあえずなんとかなるだろうと行ってみる。

バウチャーをチケットに引き換える必要があると思っていたのだが、そのまま乗れるとの事。駅前のコンフェイタリア(ペストリーを供するカフェ)で時間を潰す。

勿論、ナタとガラオンは外せない。

なんとか無事乗車完了。まずは特急でコインブラB駅に向かう。列車は思ったよりも綺麗。ポルト・カンパニャン駅からコインブラB駅までは約70分。

コインブラB駅で各駅停車に乗り換える。

コインブラB駅から一駅。二つ目の目的地、コインブラに到着。BOLTで宿に向かい、荷物を置いて早速街に出る。

コインブラはリスボン、ポルトに次ぐポルトガル第三の都市。主要幹線道路が交わり、ポルトガルの交通の重要地点にもなっている。

ポルタジェン広場。

サンタ・クルス修道院。

サンタ・クルス修道院の内部。

とても美しく立派なパイプ・オルガン。音を聴いてみたいものだ。

コインブラの街並み。

老舗菓子店、パステラリア・ブリオサ。
PASTELARIA BRIOSA
https://www.pastelariabriosa.pt

ポルトガルには沢山のペストリーがあるが味はほぼ同じ。形状や焼き色が違うだけで、基本的はどれもパイ生地でカスタードクリームを包んだもの。

このお店の代名詞。コンフェイトウ。つまり金平糖。16世紀、カステラと共に日本に最初に伝えられた南蛮菓子のひとつ。日本で食べられる金平糖に比べると柔らかく、甘味もマイルド。

コインブラ旧大聖堂。ポルトガル国内で最も重要なロマネスク様式建築の一つ。


コインブラ旧大聖堂の内部。

街を歩いていると素敵なファドハウスを発見。ファド・アオン・セントロ。雰囲気が良かったので入ってみる。
FADO AO CENTRO
https://fadoaocentro.com

箱のサイズはポルトのファドハウスと同じくらい。40席ほど。開演前にコインブラのファドの歴史を映像と共に解説してくれたのは凄く良かった。

やはりここでもPA機器の類は一切なく、完全な生音。
この日出演したのはジョアン・ファリーニャという人で、この店の看板ファディスタであるらしい。素晴らしい歌唱だった。歌の中に、僕が普段慣れ親しんでいるロックやポップス、ソウルの歌唱とは全く異なる要素がいくつもあり。大いに刺激を受けた。終演後、ポートワインが供された。

ア・コジンハ・ダ・マリア。コインブラ家庭料理のレストラン。

英語メニューはなし。Google翻訳でポルトガル語メニューをなんとなく翻訳して注文。

ヨーロッパでは米は野菜の一種として扱われることが多い。
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