Visiting Portugal – Porto Day 2

Travel

ポルト2日目の朝。ホテルのビュッフェで朝食。

ポルトの街並み。実に絵になる。

生憎、曇天の日が多かった。

ポルト観光最初の目的地。アルマス礼拝堂

15,947枚のタイルからなる美しい「蒼い壁」で有名。「アッシジの聖フランチェスコ」と「聖カタリナ」、二人の聖人の生涯が描かれている。

アルマス礼拝堂の内部。僕らは観光目的で訪れているが、ここは宗教施設。信心はなくとも敬意を持ってお邪魔した。

次の目的地に向かう。

MANTEIGARIA。ポルトガルの国民食ともいえるエッグタルト「ナタ」専門のチェーン店。

他のポルトガルのお菓子同様、ナタも修道院食を起源としている。かつて修道院で暮らす人々は洗濯した衣類やシーツの糊付けを卵白で行っており、大量に廃棄される卵黄が勿体ない・・・と考え出されたもの。今日ではポルトガル中いたるところで食べる事ができる。

ナタ。チキンとベジタブルのパイ。そしてガラオン。

日本ではマカオのエッグタルトも有名だが、それはポルトガルの植民地時代に伝えられたもの。本場はポルトガル。サクサクとしたパイ生地と甘味の強い濃厚なクリームのバランスが最高。

セラ・ド・ピラール修道院。16世紀に創建され19世紀以降は要塞としての機能を持ち、後に兵宿舎としても利用された。

セラ・ド・ピラール修道院の中庭が丁度展望広場になっている。ドン・ルイス一世橋越しに、美しいポルトの街を一望できる。映画『魔女の宅急便』の舞台のモデルと言われている。

ポルト大聖堂。ポルト市内で最も古い建造物であり、ポルトガル国内で最も重要なロマネスク様式建築。

何かの儀式が行われており、多くの家族で賑わってた。

ポルトガルにはストリート・パフォーマーがとても多い。手回しオルガンを演奏しているおじさん。飼われているのか、沢山の鳩たちがオルガンを飾る様に止まっていた。

ストリート・ミュージシャンも無数に見た。演奏のレベルはそれなり。このバンドが一番良かった。

ドウロ川添いの素敵なレストランバーで昼食。

港町なので魚介が豊富。タコのサラダ。

ムール貝とエビが大量に入ったパエリア。とても旨い。

今回の旅の大きな目的の一つはポルトガルの民族歌謡である「ファド(Fado)」の生演奏を聴く事。かつてポルトガルの植民地であったブラジルにおいて、アフリカ人奴隷が歌っていた歌を起源としている。「ファド」という言葉そのものは運命、宿命を意味し、郷愁、憧憬を意味する「サウダージ」がファドの感情表現の主軸を為す。ファドの音楽形態を(きわめて乱暴に)表するならば、「表面的な激しさを取り除いたフラメンコ」という言い方ができるかもしれない。

「ファドを聴きにいくならどこがお勧めか」と宿で訊いたところ、フロントのお姉さんが絶対にここだと勧めてくれたファドハウス。Casa De Guitarra。

建物の1階は楽器屋で、2階が30名ほどを収容する小ホールになっていた。

壁には様々なギターが飾られていた。

ファドの演奏において需要な役割を果たすポルトガル・ギター。楽器学的にはギターよりもむしろシタールやリュートに近い。6対のスチール弦からなる12弦。

PAの類は一切なし。完全生音。この日の出演者は男女2名のファディスタ、ポルトガル・ギター(主にリードを担当)、ギター(主に伴奏を担当)の4名。

Casa Da Guitarraのプロモ動画。この動画の中で歌っている女性ファディスタもこの日出演した。

甘いポートワインが配られた。知らない音楽に触れるのはとても刺激になる。素敵な演奏だった。


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