GRANBLUE FANTASY: Relink

Stella MagnaRecording

– この記事は一部ゲームのネタバレを含みます –

『GRANBLUE FANTASY』の新しいスピンオフ作、PS5/PS4/PC用アクション・ロールプレイング・ゲーム『GRANBLUE FANTASY: Relink』が2月1日に発売された。開発開始から実に7年が経過し、度重なる発売延期の末にようやく漕ぎ着けた、まさに全世界待望のリリース。

発売後僅か10日間あまりで通算100万本のセールスを記録。見事、大ヒット作となった。そして肝心の中身も絶賛に次ぐ絶賛。ストーリー、グラフィック、キャラクター、ゲームの構成や操作性、そしてもちろん音楽・・・。全世界から賞賛が寄せられている。素晴らしい事だ。

僕は今回、物語のクライマックスとなるラスボス戦闘曲 “END OF RAGNAROK” の歌唱を担当した。昨年11月に発売された『GRANBLUE FANTASY VERSUS: RISING』のメインテーマ曲に続き、今回も超大作ゲームの重要なサウンドトラックに起用していただき、心から感謝している。本当に嬉しい。

レコーディングが行われたのは2021年の10月。大好きな、そして国内最高峰のスタジオのひとつであるVICTOR STUDIOで収録した。

この曲のレコーディングは本当にチャレンジングだった。過去に歌った”ジ・アルティメット”や”Zero”も長い曲だったが、インストパートが多かった。しかし”END OF RAGNAROK”は、圧倒的に歌のパートが長い・・・。

一般的なA、B、C(サビ)でワンコーラス、ではない。A1、A2、B1、B2、C1、C2、C3。7つのセクションでワンコーラスが構成されている。長いイントロの後2コーラスが丸々あり、長いインストパートがあり、初登場のDがあり、そしてラストサビ。トータル11分。この長尺のダイナミクス・コントロールは、一体どうするのが正解なのか・・・。いつも通り念入りに準備をして収録に挑んだが・・・難しかった。自分なりの想いを込めて、精一杯歌った。

結果、ゲームの評判同様、この曲も世界中で高評価を受けているとの事で安堵している。過去最高の遠藤フビトを封じ込めたと自負している。

そして早くもサウンドトラック・アルバムが発売された。全138曲を収録した豪華な6枚組。セールスは大変好調。そして”END OF RAGNAROK”はAmazonデジタル・ミュージックの「人気度ランキング」(過去24時間で最も売上が増加した楽曲のランキング)において1位を獲得した。素直に嬉しい。

いつかライヴでやれる日も来るだろう。その日を楽しみに待ちたい。


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