TORTURE RIDE ONLINE STORE

2023/09/25
SpitFunkフラリトReleases

SpitFunkの全公式音源のサブスク化がスタートして、懐かしい人々から「聴いているよ」という声が続々届く。望外のチャート・アクションもあった。連動してフラリトのアルバムも再生回数が伸びている。素直に嬉しい。もし新しいリスナーに出会えたら最高だ。

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遠藤フビト Official Blog – SpitFunk Digital Reissue 2023
https://fubitoendo.net/blog/spitfunk-digital-reissue-2023/

サブスク化を果たすと、今度は「CDでは買えないんですか？」という声があがる。面白い。やはりアクションを起こす、という事が大事なのだなぁ。

この100年間、音楽産業の中軸を担っていた「音源の複製販売」はその役目を終えようとしている。今後どんな高品位な音楽メディアやデータ形式が開発されようと、この流れをせき止める事はできないだろう。しかし一方で、恐れられていたような形で、CDが完全に消え去る事はないだろうと僕は思っている。アナログレコードのリヴァイヴァルに端を発し、最近ではカセットテープ、短冊形の8cmシングルCDまで復活してきている。メインストリームではなくなるにしても、フィジカル・プロダクトが完全に消滅する事はないはずだ。そして欲しいと言ってくれる人がいるなら、せっかく在庫があるのであれば、是非手に取っていただきたい。

・SpitFunk全音源サブスク化
・遠藤フビト Official Website リニューアル／リスタート
・遠藤フビト Official Blog リニューアル／リスタート

に続いて、TORTURE RIDE ONLINE STOREを10数年ぶりに復活させた。

TORTURE RIDE ONLINE STORE
https://tortureride.stores.jp

まるで夏休みの終わり間際に一気に宿題を片付ける子供のようだが、永らく放っておいたものを自然に「そうしよう」と思える、という事は、そういうタイミングなのかもしれない。かつての名称は、正確にはTORTURE RIDE ONLINE MUSIC STORE。当時は僕自身はストアの運営には関わっていない。名前を借りて、今回新たにストアを作った、といった方が正しい。

SpitFunkの3枚のスタジオアルバムは残念ながらもう生産完了している。どうしてもCDで欲しいという方は、中古CD屋もしくはネットオークションをこまめにチェックして貰う他ない。現状在庫のある3作品をストアに商品登録した。

2010年　SpitFunk 『the vault vol. one: Studio Rarities 2001-2008』

2010年　SpitFunk 『the vault vol. two: Live Rarities 2009』

SpitFunkの2作は、バンドが活動休止した翌年に公式サイトのみで販売した「公式海賊盤」。マテリアル的には本来外に出るはずがないレアトラックのみをコンパイルしたもので、その意味では不完全な音源ばかり。当時、バンドとしての新作がもう出せない以上、何かできる事はないかという気持ちで企画制作したもの。

2014年　フラリト 『迎える夜明け』

フラリトのアルバムは、僕にとって「自分の作品」としては最近作。と言ってももう9年経つのか・・・。フラリトのセカンド・アルバムは、2017年時点で40％の進捗。そこでまた僕が作業を止めてしまっている。早く完成させないといけないな。

早速オーダーが届いている。ありがたい事だ。興味がある方は是非。

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